2026-27シーズンのリバプールで、突然ランキングから姿を消した選手がいます。モハメド・サラーです。
かわりにチーム最高給の座についたのは、まさかのセンターバック、ファン・ダイクです。マンチェスター・シティやアーセナルでは今も攻撃陣がクラブ最高給を占める中、攻撃陣を抑えて守備の選手がトップに立っているのは、リバプールならではの特徴といえます。
日本代表MFの遠藤航は、この激動の中でチーム内何位につけているのか?
2026-27シーズンの推定年俸を一覧でチェックしていきます。
リバプールには、ファン・ダイクやアリソンといった実績十分の主力に加え、フロリアン・ヴィルツやアレクサンダー・イサクなど高年俸の攻撃陣が揃っています。
この記事では、そんなリバプール所属選手の推定年俸を一覧でまとめ、チーム内で誰が高年俸なのか、遠藤航がどの位置にいるのか、前シーズンからどんな変化があったのかを整理していきます。
年俸データの前提
この記事で紹介する年俸は、Capologyなどで公開されている推定年俸データをもとにしています。
掲載している金額は、基本的にボーナスなどを除いた推定固定年俸です。実際の契約内容、出来高、ボーナス、税金、肖像権収入などは含まれていない可能性があります。
また、日本円換算は1ポンド=200円で計算しています。
リバプール年俸ランキング【2026-27】
それでは、リバプールの推定年俸ランキングを見ていきます。
年俸合計額:約342億1600万円
年俸平均額:約11億7986万円
| 順位 | 選手名/ポジション | 推定年俸 (日本円) |
|---|---|---|
| 1 | ファン・ダイク /CB | 36億4000万円 |
| 2 | アレクサンダー・イサク /CF | 29億1200万円 |
| 3 | ライアン・フラーフェンベルフ /DM | 29億1200万円 |
| 4 | コーディ・ガクポ /LW | 26億円 |
| 5 | フロリアン・ヴィルツ /AM | 20億8000万円 |
| 6 | ウーゴ・エキティケ /CF | 20億8000万円 |
| 7 | アンドリュー・ロバートソン /LB | 16億6400万円 |
| 8 | イブラヒマ・コナテ /CB | 15億6000万円 |
| 9 | アレクシス・マック・アリスター /CM | 15億6000万円 |
| 10 | アリソン /GK | 15億6000万円 |
| 11 | フェデリコ・キエーザ /RW | 15億6000万円 |
| 12 | ドミニク・ソボスライ /AM | 12億4800万円 |
| 13 | ジェレミー・フリンポン /RB | 10億4000万円 |
| 14 | ジョー・ゴメス /CB | 8億8400万円 |
| 15 | ジョルジ・ママルダシュヴィリ /GK | 8億8400万円 |
| 16 | ミロシュ・ケルケズ /LB | 7億8000万円 |
| 17 | コナー・ブラッドリー /RB | 7億8000万円 |
| 18 | コンスタンティノス・ツィミカス /LB | 7億8000万円 |
| 19 | ハーヴェイ・エリオット /AM | 6億7600万円 |
| 20 | ジョヴァンニ・レオーニ /CB | 5億7200万円 |
| 21 | 遠藤航 /DM | 5億2000万円 |
| 22 | カーティス・ジョーンズ /CM | 5億2000万円 |
| 23 | ステファン・バイチェティッチ /DM | 4億1600万円 |
| 24 | リオ・ングモハ /LW | 2億6000万円 |
| 25 | フレディ・ウッドマン /GK | 2億6000万円 |
| 26 | トレイ・ニョニ /CM | 2億6000万円 |
| 27 | リース・ウィリアムズ /CB | 1億400万円 |
| 28 | ヴィーチェスラフ・ヤロシュ /GK | 7280万円 |
| 29 | ハーヴェイ・デイヴィス /GK | 3120万円 |
2025-26シーズンからの主な変化
2026-27シーズンのリバプール年俸ランキングで最も大きな変化は、冒頭でも触れた通り、モハメド・サラーがランキング表から外れている点です。
2025-26シーズンでは推定年俸2,080万ポンド(41億6000万円)でチーム最高給だったサラーの名前が消え、かわってファン・ダイクが推定年俸1,820万ポンド(36億4000万円)でチームトップとなりました。
もう一つの注目ポイントが、ライアン・フラーフェンベルフの上昇です。2025-26シーズンは推定年俸780万ポンドでチーム内12位でしたが、2026-27シーズンは1,456万ポンドで3位まで駆け上がっています。
24歳という年齢を考えると、クラブからの評価がこの1年でいかに大きく高まったかが分かります。
一方、遠藤航の推定年俸は260万ポンド(5億2000万円)、週給5万ポンド(1000万円)で前シーズンから変化はなく、チーム内順位も21位のまま据え置きとなっています。
リバプールで年俸が高い選手は誰?
2026-27シーズンのリバプールで最も年俸が高い選手は、オランダ代表DFのフィルジル・ファン・ダイクです。推定年俸は1,820万ポンドで、日本円換算では約36億4000万円。攻撃陣に高額年俸の選手が多いプレミアリーグにおいて、センターバックがチーム最高給になるのはかなり特徴的です。
センターバックとして最終ラインを統率し、空中戦、対人守備、ビルドアップの安定感に加え、チームを牽引する献身性まで兼ね備えたファン・ダイクの存在感を考えれば、この待遇には納得感があります。それだけリバプールが、彼の守備力とリーダーシップを高く評価しているということでしょう。
続く2位以下には、アレクサンダー・イサク、ライアン・フラーフェンベルフ、コーディ・ガクポが入っています。2026-27シーズンのリバプールは、守備の柱であるファン・ダイクを中心にしつつ、前線や中盤の主力にも大きく投資している年俸構造といえるでしょう。
遠藤航の年俸はリバプールで何位?
日本代表MFの遠藤航は、リバプールの中でチーム内21位の年俸となっています。推定年俸は260万ポンド、週給は5万ポンド。日本円換算では約5億2000万円です。
ファン・ダイク、イサク、フラーフェンベルフ、ガクポ、ヴィルツ、アリソンなど、各国代表クラスの選手がずらりと並ぶビッグクラブの中で、21位という順位だけを見ると中位〜下位寄りに映るかもしれません。
ただ、遠藤の役割を考えると、この金額はかなり興味深いものです。派手なゴールやアシストで目立つタイプではありませんが、中盤の守備、セカンドボール回収、危険なスペースのカバー、試合終盤の安定感など、チームを下支えする仕事を確実にこなせる選手です。特にリバプールのように前線やサイドバックが高い位置を取るチームでは、ボールを失った瞬間に中央を締められる選手の価値は大きくなります。
個人的な話になりますが、2026年W杯の初戦直前というタイミングでの離脱は、本当に悔やまれます。それでも、怪我さえ癒えれば、遠藤のプレーはまだまだ世界トップクラスだと感じています。デュエルの強さやポジショニングの正確さは代表クラスでも屈指のもの。リバプールの舞台で、再びあの世界レベルのデュエルを見せてくれることを期待したいところです。
年俸ランキング上では上位ではないものの、守備的MFとしての経験値と安定感を考えると、遠藤航はリバプールにとって「目立ちにくいけど欠かせない仕事」を担う、実務型の選手だといえます。
ポジション別・年齢別に見るリバプールの年俸バランス
リバプール所属選手の年俸をポジション別に集計すると、クラブがどこに最も投資しているかが数字ではっきりと見えてきます。
| ポジション | 人数 | 合計 | 平均 |
|---|---|---|---|
| FW | 5 | 94億1200万円 | 18億8240万円 |
| MF | 9 | 101億9200万円 | 11億3244万円 |
| DF | 10 | 118億400万円 | 11億8040万円 |
| GK | 5 | 28億800万円 | 5億6160万円 |
FW陣の平均年俸は約18億8240万円と、DF(約11億8040万円)やMF(約11億3244万円)を大きく上回っており、得点に直結するポジションへの投資の厚さが際立つ結果となりました。ファン・ダイクがチーム最高給とはいえ、DF全体としてはFWほどの厚遇を受けているわけではなく、あくまで「突出した個」への評価であることがうかがえます。一方、GKの平均は約5億6160万円と、4ポジションの中では最も低くなっています。
この中で、遠藤航が所属するMF9人の年俸を見てみましょう。フラーフェンベルフ(29億1200万円)やヴィルツ(20億8000万円)といった突出した選手がいる一方、遠藤の推定年俸5億2000万円はMF平均の半分にも届いておらず、9人中6位タイという結果になっています。ただし、これは裏を返せば「攻撃的な数字を残すMFに比べ、守備専任の選手は年俸が伸びにくい」というポジション特性の表れでもあります。派手な得点関与がなくとも、中盤のバランスを支える遠藤の役割は、この数字だけでは測りきれないのが実情です。
年齢別に見ると、30代のファン・ダイク、アリソン、ロバートソンといった実績ある主力が高年俸を受け取る一方で、20代前半〜中盤のヴィルツ、エキティケ、フリンポン、ケルケズ、ブラッドリー、レオーニといった若い選手にも投資しています。特にフラーフェンベルフは24歳でチーム内3位の推定年俸となっており、今後の中盤の中心として大きな期待を受けていることがうかがえます。
リバプールの年俸バランスは、前線への大型投資を軸にしつつ、守備の柱への高評価と若手への段階的な投資が組み合わさった構造といえます。その中で遠藤航は、ポジション特性上目立ちにくい年俸ながら、チームの守備バランスを支える存在として一定の役割を担っている立ち位置だといえそうです。
まとめ
2026-27シーズンのリバプールの年俸構造からは、守備の柱への高評価、攻撃陣への大型投資、若手への期待が組み合わさったバランス型のチーム作りが見えてきます。冒頭で触れた「サラーの離脱」と「フラーフェンベルフの急上昇」は、その象徴的な出来事といえるでしょう。
その中で、日本代表の遠藤航は前シーズンと変わらぬチーム内21位。順位や年俸だけを見れば地味に映るかもしれませんが、中盤の守備を下支えする役割は、リバプールのような攻撃的なチームほど価値が増します。W杯直前の離脱は残念でしたが、怪我が癒えれば、遠藤のデュエルの強さは今も世界レベル。リバプールの舞台で再びその真価を見せてくれる日を、楽しみに待ちたいところです。
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